H.I.S.の旅行代金表示の仕方
H.I.S.の旅行代金表示の仕方
旅行シーズンになると各旅行代理店のセールが盛んになります。例年海外旅行者が減っていることもあり、旅行代理店はさまざまなバーゲン広告を出すようになりました。
たとえば格安海外旅行で知られているH.I.S.は2008年5月より、すべての旅行代金を「燃油サーチャージャー代込み」の価格で表示することを開始しました。すべての商品で燃油サーチャージャー込の総額表示をするのは、大手ではH.I.Sが初めてです。格安航空券を選んでも追加される燃油サーチャージャー料金が高いため、最終的に支払う段階になって利用者の苦情や割高感が増していたのが原因とみられます。しかも燃料サーチャージャーは航空会社によって料金設定がちがうなど、普通の利用者には大変わかりにくいもの問題です。H.I.S.はこの心理を逆手にとった戦略と言えるでしょう。すべての旅行コースでも15万円といったように、ワンコイン感覚の価格設定をしているところも注目です。初めから上乗せ料金も換算して表示していることから、旅行の計画も立てやすくなります。
しかしわかりやすい料金表示にも注意が必要です。H.I.S.では航空会社の申請により燃油サーチャージャー料金の増減があった場合、安くなった場合は差額が返金されますが、高くなった場合は差額を徴収されることがあります。為替レートの変動による過不足については後日の精算はないといいますが、差額が出る場合もあるという点には気をつけておきたいです。